リサイクルが話題となっておりますが、ドイツではどうかというと やはり徹底しております。大体以下のように分類する事ができるよ うです。 透明な瓶、色付の瓶、プラスチック、紙、その他のごみ
缶の回収が含まれていないのが不思議なんですが、聞いたところ、 順番に揃えているということです。こういうリサイクルもつい最近 システムがしっかりし始めたそうです。したがって、将来は庭のゴ ミ、缶なども分別回収されるようになるみたいです。
特に瓶は街角にも巨大なゴミ箱があって捨てられるようになってお ります。この巨大なゴミ箱に目と口のいたずら描きがあって笑いま した。ここでは瓶を大量に使います。飲物類は缶や紙パックよりは 瓶が多く使われております。プラスチックのいわゆるペットボトル というのはあまり見ません。したがってリサイクルも順調なのだと 思います。この瓶類が多いというのは当然買物の時に大変と言う事 を意味しており、二、三本の瓶を抱えると結構の重さになります。 手なれた主婦は自分のカートを持っていてそれでケースごとミネラ ルウォーターを買って行ったりしてます。
また、瓶はディポジット制を導入しているのもあるみたいで、ここ の研究室でも空いたミネラルウォーターの瓶がケースに並んでいた りします。そのうち店に持って行くと言う話ですが、いつの事にな るのやら。
紙はどんな紙でもいいと言われました。つまり、鼻をかんだチリ紙 や牛乳パックもいいとの事です。そういえば、研究室で普段使って いる紙はだいたいリサイクルペーパーです。ざら紙みたいなもので、 これでコピー機は大丈夫なのかなと思うと、これらはちゃんとコピー 機やレーザープリンタに対応したものです。もちろんしっかりした 紙もありますが、それは仕上げのためのものです。こちらは空気が 乾燥しておりますので再生紙でも大丈夫なんでしょうかね。
街角のゴミと言うと日本では潰れた空き缶とタバコの吸殻、ビニー ル袋あたりを思い出すのですが、ここではまず空き缶をみません。 自動販売機がほとんどないからポイ捨てが無いのでしょうね。タバ コの吸殻はよく見ます。でも、ゴミ箱がいたるところにあって、よ くそこに捨てている光景をみかけます。