書式を変更するに当たっては JARTICLE.STYに当たるファイルを新たに
用意すべきだが、
JARTICLE.STYは膨大であり、 専用に同等の大きさ
のスタイルファイルを用意するのは手間がかかる。 そこで、 TeX のマクロ定
義は後に定義したものが有効になるという性質を利用して、
JARTICLE.STYや LATEX.TEXに対する変更点をオプションのスタ
イルファイルに記述する。 本解説のために作成したスタイルファイル
KOHO.STY(付録2参照)は次のようにオプションとして指定する。
\documentsytle[koho]{jarticle}
このようにすればJLaTeX は JARTICLE.STYを読んだ後、 KOHO.STYを読む。