3章で、 スタイルファイルで箇条書の書式を変更する方法を示したが、 各箇 条書ごとに書式を変えることもできる。 これは次のように箇条書の環境内で 書式の変更を行う。
\begin{enumerate}
\def\labelenumi{\roman{enumi})}
\setcounter{enumi}{6}
\item ...
...
\emd{enumerate}
この例では \def\labelenumi{\roman{enumi})}により箇条書の番号を
i),ii),... のようなローマ数字で表す。 また、
\setcounter{enumi}{6}はこの箇条書の番号を 7 から始めるように設
定している。 こうすれば箇条書を分割して書くことができる。 注意しなけれ
ばならないのは、 初期値を 6 に設定した所である。 これは通常 enumi
の初期値が 0 であることによる。