ここでは、 KOHO.STY中で新たに定義した表題用のコマンド
\accept
と\belongs
について説明する。 \title
や
\author
は KOHO.STYでなくてもあるが、 KOHO.STYでは
jarticle.sty にある \date
や\thanks
の代りに、
\accept
や\belongs
といった命令を持たせた。 \accept
は広報の原稿を受理した日付を設定するコマンドで、 \belongs
は著者
の所属を設定するコマンドである。
\accept
は\accept{平成元年9月25日}
のように使い、
\belongs
は、
\author{小田部 荘司\belongs{九州大学 工学部 電子工学科}, 縄田 毅史\belongs{九州大学 工学部 情報工学科}}のように著者名の後に使う。 ここで、 もし複数の著者の所属が同じ場合、 オプションを用いて指定することができる。
\author{小田部 荘司\belongs[kyushu.u]{九州大学 工学部}, 縄田 毅史\belongs[kyushu.u]{}}
\belongs
の後に[ラベル]を付けて、 同じ引用記号と所属名を指定す
る。