LaTeX には脚注を自動的に付けてくれる\footnote{TEXT}
というマ
クロがある。デフォルトでは本文に上付きの数字が脚注番号として付き、番
号はページを越えてシリアルに打たれるようになっている。脚注を扱うマク
ロのほとんどは LATEX.TEXにあるが、脚注の書式は
JARTICLE.STYにあるマクロで定義されている。
\long\def\@makefntext#1{\parindent 1em\noindent \hbox to 1.8em{\hss$^{\@thefnmark}$}#1}このマクロでは脚注のマークに続いて脚注の文章を書いている。
本解説では書式をlist
環境を用いて変更し、脚注の文章が二行以上に
わたる時でも左にはみ出ないようにした。