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概要--abstract

この広報の書式には概要に相当する部分が無いので変更は行っていない。 abstractは書式によっては変更する必要が無い場合もあり、 そのときには \section*を使う方が良い。 特別な書式を必要とするときには JARTICLE.STYの中の\abstractを変更する。

\def\abstract{\if@twocolumn
\section*{概要}
\else 
\begin{center}
{\dm 概要\vspace{-.5em}\vspace{0pt}} 
\end{center}
\quotation 
\fi}
\def\endabstract{\if@twocolumn\else\endquotation\fi}
ここで\def\abstract\begin{abstract}に対応し、 \def\endabstract
\end{abstract}に対応している。

\def\abstractは一段組と二段組で分れており、 abstractの文章の左 右を狭めるために
\quotationを用いている。 \quotation自 身も JARTICLE.STYにあるので、 それを変更してもよいし、 それを参考 にして、 list環境で作り上げるのもよい。

本文が二段組のときにabstractをタイトルと同じ一段組にする時には次のよ うにする。スタイルファイル中に

\def\@abstract{}
\def\abstract#1{\def\@abstract{#1}}
というようにして\@abstractという変数を設け、そこにabstractの文 章を入れる。 そして
\@abstract\@maketitleの最後に書き込 んでおけばタイトルと同時に印刷される。 原稿ファイルでの設定は次のよう に行い、 abstractは\maketitleの前で用いる。
......
\title{TITLE}
\author{A. U. thor}
\abstract{abstract}
\maketitle
.....



otabe@cse.kyutech.ac.jp
Fri Dec 1 20:53:03 JST 1995