1994年にはじめてベルリンに滞在しましたが、1997年4月21日から 1997年9月25日まで2回目の滞在をさせていただきました。前回と同 様に毎週一度ベルリンで気がついたことなどをまとめて「ベルリン レポート」と題して日本にいる仲間に電子メールで送ることをして いました。
2回目になると慣れるというための時間が短くなり、むしろ3年で忘 れていた様々な懐かしい雰囲気に戻ることが、まるで別の人格で別 の世界に生きるようで楽しい経験でした。そのぶんレポートもちょっ と前回に比べて突っ込んだ形になったと思います。
大きく変わった点といえば、今回はKlipping(クリッピング)先生宅 に間借りさせていただいたということです。先生と夫人との生活は アパートでの一人暮らしとは比較にならないほど有意義でした。今 回のレポートの中で一番評判が良かったのも、「クリッピング先生 名言集」なる回でそこから先生の考え方などを感じていただければ 幸いです。
大変多くの方々のお世話になって今回の滞在が出来ました。ここに お礼申し上げます。
1997年10月
小田部 荘司