まずはZoo駅から始めるのがよろしいかと思います。実質伯林の中 心街です。文字通り近くにはパンダもいる動物園がありますし、ショッ ピングにはヨーロッパ一大きいと言われているKaDeWe(カーデーベー) という百貨店があります。クーダムという通りを歩くといろんなお 店があり、買物には不自由しません。また日本語を含めたテープに よるガイドバスもここから出発するので便利です。30DMもみておけ ば2-3時間楽しめると思います。
さて、お金を節約したい人はZooから100番バスに乗ってAlexander Platzまで行きます。昔のお狩り場だったというTia Gartenを抜け、 会議場や旧帝国議会堂を見ながら、例のBrandenberg Tor(ブランデ ンブルグ門)をくぐり抜けます。ここからは旧東伯林に入ります。 パリ広場には出店が並び観光客相手に商売をしております。そして Unter den Linden(菩提樹の下で)という通りを走って行きます。こ の通りにはHumbort大学や歴史博物館、Berliner Dom(大きな教会) などがあり、このあたり降りるのも手でしょう。しかしここからま だもうちょっと行って、ノッポなテレビ塔のあるAlexander Platz でバスを降ります。このテレビ塔はほとんど高低差の無い伯林では、 眺めが非常にいいです。
この広場から博物館島と呼ばれる博物館が集まっている中洲に歩い て行きます。途中のBerliner Domは修復されたばかりで綺麗なもの です。博物館の中でもやはりPergamon博物館は群を抜いて面白い博 物館ですからそこに行きましょう。平日は4DM日曜日はただという のが普通です。ここでは日本語の解説テープを貸してくれます。古 風な日本語を聞きながら博物館に入ると、実物大で再現された数々 の古代遺跡の様子に圧倒されることでしょう。
時間があれば他の博物館や美術館を見て廻るのもいいのかも知れま せんが、とにかく規模が大きいので、じっくり見ていると大変です。 昔のお城だった所は旧東の政府が修復させるのは大変だからという ことで潰してしまい、広場になっております。今そこには工事現場 のパイプの枠にシートが張ってあって昔の城の雰囲気を出しており ます。そして城を作り直そうと言う議論をしております。ここが伯 林の中心地だったわけです。王様はこの城に住み、Unter den Lindenを西に進んでBrandenberg Torをくぐり、Tia Gartenで狩り をしたというわけです。そして西の外れには離宮があります。
そういうことで博物館から出て、Unter den Lindenを西に向かって、 歩いて見ましょう。1Kmくらいのものです。1920年代にはここが伯 林の中心だった筈ですが、今はZoo駅付近に比べるとやはり寂しい ものを感じます。建物は修復中のものが多く、まだまだ東西統一か ら日が浅いということがわかります。それでは適当なところからま た100番バスに乗ってZoo駅まで戻ることにしましょう。