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テープの操作をしたい

mtコマンドを用いてテープの巻き戻しや、早送り、取り出しを行う ことができます。EXABYTEの場合にはデバイス名は以下の二つがあ ります。

/dev/rxt0
最初のrはリワインド(rewind、巻き戻し) を表しており、処理が終ると必ず巻き戻しをしてテープの最 初に戻します。
/dev/nrxt0
最初のnrはリワインド(no-rewind、巻き 戻しなし)を表しており、処理が終っても巻き戻し動作はしませ ん。

主なmtコマンドの使い方は以下のとおりです。

一番最初は間違いの例です。 -fはデバイスを指定します。 fsf 1は一 つのファイルを飛び越して進めるコマンドです。たしかにテープは早送りされて 一つファイルを進めますが、デバイスが rxt0ですから、コマンドが 終了すると巻き戻しをしてテープの最初に行ってしまいます。

二番目は正しいコマンドで、一つのファイルを飛び越します。

三番目は二つ前のファイルに移動します。

四番目は巻き戻しをします。

五番目はテープを巻き戻して、取り出します。

詳しくは man mtでマニュアルページを参照して下さい。



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