ある特定のディレクトリの下に存在するすべてのサブディレクトリ にわたって、探索対象として指定されたファイルが存在するかどう かを調べる時には、 findコマンドを使用します。さらに、ファイル が存在した場合の動作を指定することができますので、パス名を表 示させたり、ファイルを削除することができます。
最初の例は、指定したディレクトリ以下に探索すべきファイルが存 在するかどうか調べ、存在した場合には、そのパス名をすべて表示 します。
2番目の例は、カレントディレクトリ以下のファイル名をすべて表 示しますが、指定したディレクトリ中のものは除外します。
3番目の例は、15日以上、ファイルの内容が変更されていないもの をすべて表示します。
4番目の例は、指定したディレクトリ中の探索ファイルを削除しま
す。ここで、{} \;
は見付かったファイルを表しています。
5番目の例は、圧縮されているファイルをすべて復元します。
6番目の例は、grepを使ってkiyonagaという語(大文字、小文字区別 無し -i)を検索しています。