メールは非常に重要であり、また設定が難しいので、トラブルの際 には経験の積んだ管理者に頼んで変更してもらうのがいいです。こ こでは基本的な設定のところのみ説明します。
メールを受けたり送ったりするのは /usr/lib/sendmailであ り、 /etc/rcで自動的に立ち上がります。 /usr/lib/sendmailのパーミッションは
のようにsビットが立っている必要があります。そうしないと一般 ユーザのメールを受け付けなくなります。現在、sendmailはNeXT社 から来たものをそのまま使っておりますが、場合によっては自分で 用意したsendmailに変えることもできます。
メールの変換規則を書いてあるのが sendmail.cfです。位置 はデフォルトでは /etc/sendmail/sendmail.cfです。これは NetInfoの情報によって変えることもできます。
sendmail.cfを書き換えるのはかなり知識が必要ですし、間 違えると動かなくなるので注意が必要です。
メールサーバでは /etc/sendmail/sendmail.mailhost.cfを /etc/sendmail/sendmail.cfにリンクします。あるいは NetInfoに書き込みます。しかし計算機委員会ではメールサーバ用 の sendmail.cfを用意しており、それを直接 /etc/sendmailの下に置いて使っても らっています。
クライアントでは、 mailhostがhostsとして登録されている ことが必要です。
次に /etc/sendmail/sendmail.sharedsubsidiary.cfを /etc/sendmail/sendmail.cfにリンクします。あるいはNetInfo に書き込みます。しかし計算機委員会では同様にクライアント用の sendmail.cfを用意しており、それを直接 /etc/sendmailの下に置いて使ってもらっています。