その「月の魔力」という本には、その他変な話ばかり載っています が、犯罪は満月の晩におこるという、欧米には非常にわかり易い話 が載っています。やはり「狼男」やlunatic(狂人)にあるように、満月 の光は人を狂わせるというのが向こうでの定説です。そんななか犯 罪の調査をすると満月の晩が一番多いというのを書いてました。し かし、私がグラフを見た感じではとても相関があるとは思えません でした。
さて、大久保さんは月の満ち欠けを表示する時計を持っていますが、 この時計を山形県酒田警察署では大量に注文したそうです。何故か？ それは不法に入国する人たちは新月の晩に来るからだそうです。 満月の晩に逃げてもだめです。今でこそ明りがいつもあるから変わ りませんが、明りのない時代では満月の晩には悪いことはしにくかっ たに違いありません。