GIFアニメーションを作る

•プログラムの方法

gifsというリスト変数に一枚絵のgifを次々とAppendTo[ ]を使って加えている。gifにはGraphics[ ]を入れていき、表示はShow[gif]でおこなっている。


waku=Circle[{0,0},1];
ten=Disk[{Cos[t],Sin[t]},0.05];

gifs={};
Do[
    gif=Graphics[{waku,ten},
                 {PlotRange -> {{-1.2,1.2},{-1.2,1.2}},
                  AspectRatio -> 1}
                ];
    AppendTo[gifs,gif];
    Show[gif]
       ,{t, 0, 2 Pi, Pi/20}
  ];

[Graphics:HTMLFiles/index_1.gif]

Export[ ]を使ってgifアニメーションファイルを出力できるが、出力されるディレクトリを確認しないと、ファイルが行方不明になる。

In[29]:=

Directory[]

Out[29]=

C:\\Program Files\\Wolfram Research\\Mathematica\\4.2

上記のようにデフォルトではMathematicaをインストールしているディレクトリにファイルは出力されてしまう。そこで次のようにSetDirectory[ ]を使って出力先を決めておく。\\を使っているのは\だけでは特殊記号なのでエラーが起こるからである。

In[30]:=

SetDirectory["c:\\"]

Out[30]=

c:\\

次のコマンドでgifsをtest.gifというファイルに出力することができる。出来上がったファイルはInternet ExplorerをつかってGIFアニメーションとして表示させることができる。しかしpowerpointでは表示されない。これはGIF87aをpowerpointは受け付けないからである。

In[31]:=

Export["test.gif", gifs]

Out[31]=

test.gif


Converted by Mathematica  (April 3, 2003)