生き生き子ども講座
9月 “電気のいろいろな作り方”  2012.9.8  10:00〜12:00 企救丘市民センター
 『超伝導体による永久磁石の浮上実験』で子どもたちを驚かせたあの九州工業大学 情報工学研究院電子情報工学研究系教授の小田部荘司先生が再び「生き生き」に登場!

 2年前の先生の実験も衝撃的でしたが、今回はさらにロシアから来られた理学博士のビャトキン・ウラジミール先生を伴ってのアカデミックな実験風景にみんなタジタジ…。

 この日の会場は企救丘市民センターの講堂。集まったのは40人の子どもたちと見学の保護者とスタッフ。英語のあいさつで始まるのは2回目で慣れてたけど、実験の間先生同士が話すのは英語、ときにはロシア語。すごい!大学の講義みたい(@_@)子どもたちも狐につままれたような顔をして聞いてました。
 にわか実験室に早変わりした講堂で、子どもたちはさまざまな実験を実際に触らせてもらって行いました。でも、「ビリビリ」しびれるってことが電気がおこってる証拠。恐る恐る体を張って確かめる子どもたちは、ワーワー言いながらもとっても楽しそうでした。

 理論的な部分はチンプンカンプンなみんなでしたが、電気が起こる不思議は実際に自分の目で見て、触って、感じたに違いありません。

 それにしてもなかなかうまくいかない実験装置の調整に余念のないお二人の先生を見ながら、この子どもたちの中にも先生たちのような永遠の科学好き少年が育てばいいなぁと思いました。

 
今回、小田部先生の助手はロシアから来た理学博士ビャトキン・ウラジミール先生。子どもたちは外人先生に興味津々。 さぁこれからどんな実験がはじまるのかなぁ…ワクワク・ドキドキのみんなです。 部屋を暗くすると、触れ合った金属球から火花が散るのが見えます。結構大きな電気が流れています

やさしいビャトキン先生に子どもたちはすぐになじんで話しかけていましたが、言葉は通じないはず… 電気が起こっているか確かめるには、ビリビリくるかどうか触ってみるしかありません。こわごわ手を出す子どもたち。 子どもたちは代わる代わる実験に参加。いろんな装置で電気を起こしてみます。

「えーっ、どうして?」実験の結果に驚いても、どうしてかは説明されても理解できないよね。 期待の「レモン電池」は電気が流れているのがよくわからないまま不発。もっと酸っぱいレモンがよかったかな。 極小ソーラーパネルで電球の光を利用して発電させる実験。科学少年のようなうれしそうな先生たちの様子が楽しい。

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