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NFSサーバをコンフィグレーションするには、サーバに対して共有
するディスクの一部をネットワークにエクスポートするように指示
しなければなりません。
Figure: NFSManagerの画面
- ファイルサーバとなるコンピュータに正規のアカウントを
使用してログインします。
- /NextAdminに格納されている NFSManager.appを起動し
ます。ローカルドメインに対する「インポートディレクトリ」ウィ
ンドウと「エクスポートディレクトリ」ウィンドウをキーウィン
ドウにします。
- 「エクスポートディレクトリ」ウィンドウ内をクリックし、
「エクスポートディレクトリ」ウィンドウをキーウィンドウにし
ます。
- エクスポートするディレクトリを追加するために、「エクス
ポートディレクトリ」ウィンドウの右上の「追加」ボタンをクリッ
クします。「ディレクトリをエクスポート」パネルが表示されま
す。
- ブラウザを使用してディレクトリを選択し、「OK」をクリッ
クします。ローカルドメインに対するrootパスワードの入力を要
求するパネルが表示されます。
- rootパスワードを入力し、「ログイン」をクリックします。
エクスポートしたディレクトがリストに表示されます。
- エクスポートしたディレクトリに対し、特定のグループをリー
ドオンリアクセスに指定する場合は、「リードオンリ」コラムの
下のテキストフィールドをクリックします。ホスト名を入力し、
テキストフィールドの下の「追加」ボタンをクリックします。リー
ドオンリアクセスに指定するホストが他にもある場合は、同じ方
法を繰り返して下さい。
- エクスポートしたディレクトリに対し、特定のグループをリー
ドライトアクセスに指定する場合は、「リードライト」コラムの
下のテキストフィールドをクリックします。ホスト名を入力し、
テキストフィールドの下の「追加」ボタンをクリックします。リー
ドライトアクセスに指定するホストが他にもある場合は、同じ方
法を繰り返して下さい。リードオンリのリストとリードライトの
リストに同じホスト名を指定することはできません。
- 「リードオンリ」及び「リードライト」のどちらにも指定し
なかったホストに対しデフォルトのアクセスを設定するために、
「下記のリストにないホストの標準アクセス権」と記された右の
ポップアップリストからアクセス権を選択します。これによって、
上記のいずれにも指定しなかったネットワーク上のすべてのホス
トに対し、選択した標準アクセス権が適用されます。標準アクセ
ス権に対する制限を以下に示します。
- 「リードオンリ」欄にホスト名が指定されている場合は、
標準アクセス権は「なし」のみとなります。
- 「リードライト」欄にホスト名が指定されていて、「リー
ドライト」欄にはホスト名が1つも指定されていない場合は、
標準アクセス権は「リードオンリ」と「なし」となります。
- 上記の2つの欄のいずれにもホスト名が指定されていない
場合は、デフォルトアクセスは、「リードライト」、「リード
オンリ」、「なし」となります。この場合、「なし」を選択す
ると、どのユーザもアクセスできないディレクトリをエクスポー
トすることになるので、ほとんど意味がありません。
- ホストに対しrootアクセスを許可する場合は、「ルートアク
セス」コラムを使用します。コラムの下のテキストフィールドを
クリックし、ホスト名を入力し、「追加」をクリックします。
rootアクセスを許可するホストが他にもある場合は、同じ方法を
繰り返して下さい。
- 未登録のユーザに対し、エクスポートしたディレクトリへの
アクセスを許可しない場合は、``未登録ユーザのアクセスを許可''
と記されたスイッチをクリックして、チェックマークを消します。
- 未登録のユーザに対し、エクスポートしたディレクトリへの
アクセスを許可し、未登録のユーザをnobody以外のユーザとして
扱う場合は、「`nobodyユーザとして'」と記されたボタンをプレ
スし、表示されるポップアップリストから``指定IDのユーザとし
て''を選択します。そして、テキストフィールドにユーザID(ユー
ザ名ではありません)を入力します。
- 「OK」をクリックします。デフォルトアクセスの設定がその
他のアクセスの設定と重複している場合は、設定の変更を求める
パネルが表示されます。変更する場合は、「OK」をクリックしま
す。
- exports -aを実行します。
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