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クライアント側での設定

NeXTの場合、 /etc/fstabはブート時にローカルのハードディスクを マウントするための情報が記述されています。なぜNetInfoに書け ないのかというと、ブートの時にはNetInfoは使えないからです。 このファイルにはそれ以外のマウントの情報は書かず、NetInfoに 書きます。 /etc/fstabはブート時に非常に重要なファイルですので、 書き間違えないように注意します。通常のNFSの情報はNetInfoで管 理されています。

  1. クライアントのマシンにログインし、スーパーユーザにな ります。
  2. nidumpでファイルを作り、その最後に次のようなエントリを 追加します。そしてniloadでNetInfoに書き込みます。

    NFSサーバーのディレクトリ名とマウントポイントのディレクトリ 名は、必ず絶対パス名で指定します。タイプフィールドは``nfs'' となります。オプションはカンマ(、)で区切って複数指定できます。 nfsの場合、ダンプ周期とパスフィールドはどちらも0にします。 /etc/fstabファイルの各行は空行で区切られた6つのフィー ルドから構成されています。形式を表にまとめます。

  3. mountコマンドを実行します。

    ここで、-aは fstabの情報にしたがってマウントを行うこと を意味します。

 
Table: /etc/fstabファイルのエントリ構成

 
Table: /etc/fstabファイルのマウントタイプリスト

 
Table: /etc/fstabファイルのオプションリスト



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